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執筆者の写真伊藤真哉

このストレスの原因は変えられることか?

先日、地下鉄に乗っていたら、

何かのトラブルで地下鉄が駅で

一時停止してしまいました。


ほんの一時的な問題なのですが、

なぜかこういう時って、ストレスを

感じてしまったりしませんか?


車内でも、ため息や舌打ちが聞こえ

てきます。


「早く動いてくれ!!」


とイライラしてしまったりしますが、

いくら自分がそう思ってストレスを

感じたところで、状況が変わるわけ

ではありません。



このように、世の中にはいくら自分

が怒っていたとしても、どうにも

ならない問題がたくさんあります。



このようなものに振り回されない

ようにするには、まず、


「変えられるもの」

「変えられないもの」


区別して考えることが重要です。


このケースでよくあるひとつに、


「上司の性格」


が挙げられます。


あなたも、上司がストレスの原因に

なっていたりしないでしょうか?



これを例に考えてみると、この原因

である「上司の性格」そのものを

変えることはできません。


では、このストレスを緩和する

ために「変えられるもの」とは

なんでしょうか?



例えば、自分が上司に下している

「評価」がそのひとつになります。


「上司の性格が悪い」と決めている

のは、自分の主観的な評価であり、

客観的なものではありません。



人によっては、「いい人」だと言う

人もいるかもしれません。


ですので、その自分の評価が正しい

のかどうかを、再度検討してみるの

もひとつでしょう。


そういう視点で見てみると、

何か良いところが見えてきたり、

捉え方を変えると、感情表現が豊か

とも言えたりするかもしれません。



このように、自分の見方を変えること

ができれば、そのストレスを軽減する

ことができます。


もちろん、いくら考え直しても、

相手に対する評価が変わらないこと

もあると思います。


ですが、それでもできるのが、

自分の行動を変えることです。



自分だけが上司に振り回されて

嫌な思いをして損している



そんな風に思い、考えるのをやめる

ということもできます。



ストレスを感じた時は、

それが、


「変えられるもの」か

「変えられないもの」か


とワンクッションをおいてみては

いかがでしょうか?

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