何度かブログでも書いていますが、
私の実家はお寺でした。
小学校卒業と同時に出家した私は、
頭をカミソリで剃り、ツルツル頭で
学校に通っていました。
その頃から仕事と学校の両立の
生活が始まりました。
朝のお務めをしてから学校へ行き、
学校も中抜けして葬儀に出たり、
夏休みにはお盆のお務めでお檀家
さんの家を回るなど、そんな生活を
していました。
(ちょっと芸能人っぽいですよね笑)
なかなかスキンヘッドの学生もいない
ものなので、街を歩いていても目撃
情報が絶えず、お寺のイメージもある
ので、外での振る舞いというものに
気を配る学生生活でした。
そんな生活を送っていると、
自分がどうしたい?
という判断基準よりも、
どう振る舞うべきか?
というものが優先されるようになり、
自分の意志というものは後回しに
されるようになってきます。
周囲の期待に応える
そんな自分になっていきます。
お檀家さんなど、周りの方々からも
とてもかわいがってもらっていたので、
その期待を裏切るわけにはいかない
というような想いは強くありました。
もともと数学の教師になりたかったの
ですが、大学もその流れで仏教関連
の大学に進学しました。
こんな風に、親の言われるがままに、
また社会の常識や世間体というもの
に流されて生きてきました。
自分が本当にしたいことなのか?
そう言われると、正直なところよく
わからないというのが本音かも
しれません。
そもそも、自分の意志というものが
あまりない中で生活していたため、
よくわからないのです。
ただ、そこで言われた通りにやって
成果を出すことで周囲が喜んでくれ
たり、評価をしてくれたりということが
あるため、そのために頑張っていた
のかもしれません。
褒められたい
認められたい
そんな思いが強くありました。
ところで、それって結局のところ
誰のためなんでしょう?
その後、私は家業は継がずに
民間企業に就職しました。
そこで、この自分の考えや意見が
ないというところに苦労しました。
誰かにとって都合のいい人生。
自分の思いよりも相手に従って
過ごす人生というのは、ある意味、
居心地がよく安全な場所である
のかもしれません。
ですが、そのような生活を長く送って
いると、主体性というものが育たず、
「あなたはどうしたいの?」
という質問に窮することになります。
主体性は、社会人に求められる
社会人基礎力の1つでもあります。
それ、本当にやりたいことなの?
これまでに積み重ねてきた自分の
性格を変えることは難しいかもしれ
ません。
ですが、そんな自分を年月が解決
してくれることはありません。
いますぐ変われなくても、それが
本当にやりたいことかどうかと、
自分に聞いてみる習慣をつけて
みることから始めてみましょう。
やりたくないからやらない
とはいかないかもしれませんが、
自分の本音に向き合うことで、
自分の素直な気持ちを知ることが
できるようになります。
そこから行動に移すのが怖いときは、
誰かに頼って慣らしていけばいい。
まずは、相手を大切にする前に、
自分を大切にするところから。
なんだかモヤモヤするときは、
自分に聞いてみましょう。
それ、本当にやりたいこと?
今日も最後までお付き合いいただき、
ありがとうございましたm(_ _)m
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